福岡市 不妊治療に実績のある鍼灸治療院

エザキ鍼灸院


てい鍼の歴史

てい鍼(鍉鍼)は九鍼のひとつ

kouteidaikei.jpg『黄帝内経』(中国最古、紀元前202年頃から書かれ始めたとされる医学書)の中に「九鍼」という九つの鍼の種類が書かれています。病に対しそれぞれの鍼を使い分けて治療をするという記述があります。てい鍼(鍉鍼)は、その中の一つです。

てい鍼(鍉鍼)は、2000年以上も前に、体質や疾病の種類によって、体に損傷をあたえずに治療できる、また、強い刺激を与える事によって、かえって症状が悪化してしまう患者に対して、按じたり、摩したりなどの弱刺激でも症状が改善できるものとして作り出したのではないかと言われています。

鍼灸治療とは、経絡、気血の流れをいかに効率良く調整するかという治療です。だから、鍼を体に刺さなくても、刺さない鍼で十分症状を改善させる事ができたと考えられます。
 
日本では今から千五百年くらい前、仏教の伝来とともに鍼灸が伝えられたとされていますが、昭和の初期くらいまでは刺す鍼がメインで、てい鍼は使われていませんでした。
kyusin1.jpg現在、多くの鍼灸院や鍼灸学校などでは毫鍼(刺す鍼)による実技がメインなのはそのためだと思います。現在は、てい鍼(鍉鍼)を使う鍼灸師も増えはじめ、いろいろな形の鍼を使った治療法もあり、それらすべて古代九鍼がもとになっています。


黄帝内経には、鍉鍼についての以下の記述


reisuu.jpg『霊枢』(鍼経)
「官鍼篇 病脈に在り 気少なく 当にこれを補うべき者は 鍉鍼を以て 井榮分輸に取る」
(病が脈にあり脈が沈んで元気がない場合は、てい鍼で、各経の井榮兪経合の五兪穴を按摩する)
『九鍼論(第七十八)』
「三なる者は人なり 人の成生するゆえんの者は 血脉なり 故にこれが治鍼を為すに 必ず其の身を大にして其の末を員くす 令し以て脉を按じ 陥ることなく 以てその気を致すべくんば 邪気をして独り出でしめん」
(人の生命の形成は、血液の供給する栄養に頼っています。したがって、血流の滞りによる病を治療する目的のために、鍉鍼を使います。その鍼は太く、鍼先は円くします。そうすれば鍼先が当たったところを按摩して、血流を促すことができます。正気を導いて充実させることができれば、邪気は独りでに外に出ていきます。深く刺入しすぎて、誤って邪気を内に引き入れる事態にはなりません)     

上記の記述から、
鍉鍼は、2000年以上も前に、刺す鍼が使えない人に対して、刺さないで経脈、気血の流れをよくするために用いられてきた鍼なのではないかと考える事ができます。
鍼治療の幅の広さ、まだまだ解明されていない道具の可能性が充分に考えられます。 
その中でもてい鍼治療は、群を抜いて使いやすく即効性のある治療だと思います。


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